2021年のWikimedia活動

あけましておめでとうございます。2022年になりました。本年もよろしくお願いいたします。

自分の忘備録として、わずかながらの活動をメモしておきます。

まず、2020年に書いたと思っていたエントリが残っていなくて悲しいです。どこに書いたつもりになっていたんだろう。。と思い出してみたところ、2020年2021年は2年連続で11月に本業で大きな変更があって、どちらも12月は仕事のことばかり考えていたのを思い出しました。むりでした。

コロナ禍での活動について

仕事がほぼリモートワークになったため、そのための環境整備と、仕事時間と自宅時間の切り替えの時間をとるようにしています。リモートワークを2年弱やってみて、仕事とプライベートを意識的に切り替えているかどうかでかなりの差が出てくるのを実感しています。自由時間に関しては、朝起きる時間を数十分遅くできること以外変わらず、通勤で移動しない分は別に運動する必要もあって増えていません。むしろ買い物に出なければならない分減っています。切り替えで何をしているかといえば仕事のことを考えずにぼーっとする、というある種座禅のようなことをしているだけです。書くのは簡単ですが、やるのはかなり難しいです。そのかわり何かをやっていても、意図的にやらなくても得られない脳内の切り替えが得られます。

Wikimediaの活動では、できるだけ自宅だけでできることにスライドしました。結果、一番最初のころにやっていた翻訳ぐらいしか残っていない、ということになりました。自由な時間は増えていないし、リモートワーク用に機材を少し分けたりしたため、PC環境が弱まりました。

そんなわけで、私自身の生活はここ2年で劇変したものの、Wikimedia関連はこれまでのペースとほとんど変わらず、1ヶ月ほど活動のあと数ヶ月全く活動できない、という履歴を見る限りはほとんど変わらない状態に落ち着いています。

2021年やったこと

数本の翻訳と、やりかけたのを引き継いでいただいたことだけがコミットできた内容です。

  • カリヨン - Wikipedia enからの翻訳 + α、若い頃やっていた鐘史学で調べた内容とかを含んでいます。周辺の記事もやりたい気持ちはあるのですが、この分野は書籍が主にオランダ語で、Wikipediaに立派な記事が出来ていてくれないと厳しいです。国内のカリヨンについては引き続き調査中です。

  • マイコラ・レオントーヴィッチュ - Wikipedia en, ukからの翻訳、英語版のソースの大部分はウクライナ語の個人サイトの内容を翻訳したものだったため、ほぼ原文を当たる羽目になりました。日本語の情報も、紹介されたこともほぼないことを改めて確認したため、影響を受けた者として翻訳してみました。

  • プレートテクトニクス - Wikipedia 画像の日本語訳を作成し、置き換えました。

その他はほとんど小さなもので、出展の置き換えや追加が主です。大型の翻訳をやりかけていましたが、時間が足りず昨年中の翻訳を断念しています。

翻訳をする題材を探すのが結構時間がかかってしまったことから Wikipedia:諸言語版の秀逸な記事 - WikipediaWikipedia:多数の言語版にあるが日本語版にない記事 - Wikipediaにたどりついて少しだけお手伝いしました。秀逸な記事の方は活動できなかった間に自動化していただいています。日本語版にない記事のほうも、レイアウトとカテゴリを改善すればかなり自動化可能なので是非やっていただきたいです。

Wikidata/Commonsでも何か少しやった記憶があるのですが忘れました。。

不定期に数ヶ月活動全くできなくなるのを繰り返しており、その度にそれ以前について記憶喪失になるのが良くないです。大量に残っているのになんだかわからない書きかけの記事、調べかけの情報、数ヶ月経つと全く読めなくなっている外国語の記事、ニュースなど、もったいないのでもう少しなんとかできないかと環境を変えたりしながら試みてます。

2022年もよろしくお願いいたします。